外観パース作成の無料ツールと手法|建築デザインをリアルに表現する方法

外観パース・鳥瞰パース

建築デザインのビジュアル化は、クライアントや関係者とのコミュニケーションにおいて不可欠な要素です。その中でも外観パースは、建築デザインのリアルなイメージを効果的に表現する手法として広く利用されています。しかし、プロのデザイナーでないと高度なツールを使用することが難しいと思われがちです。本記事では、外観パース作成において無料で利用できるツールと手法に焦点を当て、初心者からプロまで幅広い層が簡単にリアルな外観パースを作成できる方法を紹介します。

堀ビル

外観パースを無料で作成するステップ

外観パースを無料で作成するには以下のステップを参照されてください。

ステップ1: Google SketchUpを使った3Dモデリング

Google SketchUpは、無料で利用できる3Dモデリングソフトウェアです。直感的な操作性と豊富なライブラリがあり、初心者でも簡単に建物の3Dモデルを作成できます。

  1. Google SketchUpのダウンロードとインストール: 公式ウェブサイトからGoogle SketchUpをダウンロードし、インストールします。基本的な機能は無料版で利用可能です。
  2. 建物の形状を作成: ツールバーから適切な図形を選択し、建物の基本的な形状を描きます。直線や円、四角形などの基本的な図形を組み合わせることで、建物の骨格を作成します。
  3. 3Dモデルの作成: 基本的な形状が描けたら、Extrude(押し出し)ツールを使って建物の高さを追加します。壁や屋根を作成して、建物の外観を完成させます。
  4. テクスチャの追加: ツールバーからテクスチャを選択し、建物の外壁や屋根に適用します。レンガや木材のテクスチャなど、建物の素材に合わせたテクスチャを選ぶことで、よりリアルな外観を実現できます。

ステップ2: GIMPを使ったテクスチャの編集

GIMPは、無料のオープンソースの画像編集ソフトウェアであり、テクスチャの編集に便利です。

  1. GIMPのダウンロードとインストール: GIMPの公式ウェブサイトから最新バージョンのGIMPをダウンロードし、インストールします。GIMPはWindows、Mac、Linuxなどさまざまなオペレーティングシステムで利用できます。
  2. テクスチャの取得: 無料のテクスチャ素材をインターネットからダウンロードします。建物の外壁や屋根、地面などの素材に合ったテクスチャを探しましょう。多くのウェブサイトが無料のテクスチャ素材を提供しています。
  3. テクスチャの編集: GIMPを開き、テクスチャ画像を読み込みます。GIMPのツールやフィルターを使って、テクスチャを調整したり加工したりすることができます。明るさやコントラストの調整、色彩の補正、テクスチャのサイズ変更など、外観パースに合わせた編集を行いましょう。
  4. テクスチャの適用: GIMPのレイヤー機能を使って、編集したテクスチャを建物の各部位に適用します。外壁や屋根、地面などの部分ごとに適切なテクスチャを選び、レイヤーを重ねることでリアルな外観を再現します。

ステップ3: Blenderを使ったレンダリング

Blenderは、無料の3Dコンピュータグラフィックスソフトウェアであり、高品質なレンダリングを行うことができます。Google SketchUpで作成した3DモデルをBlenderにインポートし、リアルな外観パースを作成しましょう。

  1. Blenderのダウンロードとインストール: Blenderの公式ウェブサイトから最新バージョンのBlenderをダウンロードし、インストールします。BlenderはWindows、Mac、Linuxなどさまざまなオペレーティングシステムで利用できます。
  2. 3Dモデルのインポート: Blenderを開き、Google SketchUpで作成した3Dモデルをインポートします。ファイルメニューから3Dモデルを選択し、インポートを行います。必要に応じてマテリアルやテクスチャの設定を調整しましょう。
  3. レンダリング設定: Blenderのレンダリング設定を調整します。解像度、光源の設定、影の表現など、写実

な表現を実現するための設定を行います。レンダリングエンジンを選択し、シーンの照明やカメラの配置、背景の設定などを行いましょう。また、テクスチャやマテリアルの設定を細かく調整して、建物の表面の質感や光の反射をリアルに再現します。

  1. レンダリングの実行: レンダリングの設定が完了したら、レンダリングを実行しましょう。Blenderは計算量が多いため、高品質なレンダリングには時間がかかる場合があります。パフォーマンスや必要な解像度に応じて設定を調整し、最終的な結果を得るまで待ちましょう。
  2. 後処理と修正: レンダリングが完了したら、必要に応じて後処理を行います。GIMPなどの画像編集ソフトウェアを使用して、色彩の補正やコントラストの調整、不要なノイズの除去などを行いましょう。また、クライアントや関係者からのフィードバックを受けて修正や調整を行い、最終的な外観パースを完成させます。

以上が、無料で利用できるツールと手法を使った外観パース作成の手順です。Google SketchUpを使った3Dモデリングで建物の形状を作成し、GIMPを使ってテクスチャの編集と適用を行います。最後にBlenderでレンダリングし、高品質な外観パースを実現します。これらのツールと手法を組み合わせることで、初心者でも簡単にリアルな外観パースを作成することができます。クライアントや関係者とのコミュニケーションに活用し、建築デザインの魅力を効果的に伝えましょう。

外観パースについてもっと詳しく知りたい方

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